VirtualBox USBドングルパススルー: 詳細ガイド

DonglifyはTCP/IPネットワーク上で動作し、VirtualBoxの一般的な制限を回避するのに役立ちます。USBライセンスドングルは、仮想マシンに直接接続されているかのように簡単にアクセスできます。

Donglifyを使用してVirtualBoxにUSBドングルを接続する際の注意点

インターネット接続が必要

すべてのマシンが同じLAN上にあっても、USBドングルを共有および接続するにはインターネット接続が必要です。

WindowsとMac間のクロスプラットフォーム接続

最近では、DonglifyはWindows専用のアプリケーションではなくなりました。しかし、Macマシンにドングルキーを共有するには、最新バージョンのDonglifyをインストールする必要があります。

USBドングルに特化した専門知識

DonglifyはUSBドングルの共有専用に設計されており、他のUSBデバイスタイプの使用を目的としていません。

VirtualBoxにUSBデバイスを追加する方法

仮想環境では、USBはその人気とは異なり、常にプラグアンドプレイではありません。動作させるためには、一連のソフトウェア層を通じてほぼ直接ハードウェアと対話する必要があります。層が多ければ多いほど、そのプロセスは複雑になります。

USBデバイスをVirtualBoxゲストシステムにキャプチャする方法は2つあります：

オンザフライ：ウィンドウの下部にあるアイコンまたはメニュー「デバイス → USB → ...」を使用します。リスト内のキャプチャされたデバイスの横に「✓」が表示されます。

USBフィルターの使用：より信頼性が高く、ホストに挿入されたドングルを即座にキャプチャし、仮想マシンがすでに稼働している場合に機能します。各デバイスにフィルターを設定するのが最適です。

これらの2つのオプションのうち、USBフィルターは大多数のケースでより信頼性が高く効果的です。

USBデバイスをフィルターでキャプチャする前に行うべきこと：

1. ホストに追加の仮想USB2およびUSB3ホストコントローラーサポートのためにExtension Pack（VirtualBoxと同じバージョン）がインストールされていることを確認します。
   
   
2. VM設定でUSB2（EHCI）またはUSB3（xHCI）が有効になっていることを確認します。
   
   
3. 「VM設定」→「ポート」→「USB」に移動し、ゲスト設定で新しいUSBフィルターを作成します（USBデバイスはホストに接続されている必要があります）。「名前」、「VendorID」、「ProductID」以外のすべての値を削除します：
   
   
   • Linuxホストでは、VendorIDとProductIDを確認するために「lsusb」の出力を確認します。
   • Macホストでは、「システム情報」を確認します。
   • Windowsホストでは、デバイスマネージャーを確認します。
   
   
4. デバイスのプラグを抜きます。
   
   
5. フィルターを適用したゲストを起動し、（必要であれば）ログインし、すべてのハードディスクアクティビティが停止するのを待ちます。
   
   
6. デバイスをプラグインすると、フィルターがそれをキャプチャし、ゲストに制御を渡します。